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『コロナショック』 台湾からの警告
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◆ 『コロナショック』 台湾からの警告 ルネサンス 林健良 監修 …… 2020年5月春号 <ダイレクト出版(株)> |
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~~~ 目 次 ~~~ 特集 台湾と民主主義 …………… 監修 林健良 ・<武漢コロナウイルス対策で実力を見せつけた> 台湾に今こそ世界が学ぶべきこと ・蔡英文政権一期目の実績と今後への期待 …………… 王明理 ・蔡英文総統の政治手腕とその人柄 ……… 趙中正 ・武漢ウイルスと台湾 〔加速する中国との分断〕 ……… 林健良 ・ポスト武漢ウイルスの社会構造〔反グローバル化とローカル化〕 …………… 藤井厳喜 ・<王明理×趙中正×藤井厳喜 緊急!四者会談> 中国に「ノー」を突きつけた台湾が今、日本に望むこと <自由で開かれた台湾を守る‥‥‥> ONE TAIWANプロジェクト 報告レポート ・<@TOKYO> 日台は運命共同体! 日本から送った「台湾加油(ガーユー)」のエール ・<@TAIWAN> 台湾に宿る「日本精神(リップンチェンシン)」と知られざる歴史を巡る ―― 台湾総統府 ―― からす山頭ダム・八田興一記念館 ―― 二二八平和公園・二二八記念館 ―― 猴とん(ホウトン)・十分(シーフェン) ・「日台戦略的友好シンポジウム」で学んできたこと ・台湾研修ツアーを終えて ‥‥‥ メンバーの感想 ・日本、台湾、そしてアジアの自由な民主政治のために ――― 台湾政府要人との対話 <台湾在住作家 片倉佳史の> 台湾写真紀行 <我々は名瀬「自由」を失ったのか?> 武漢ウイルスから見る文明史 ――― 「自由」と「隷属」の二項対立 ……………… 藤井厳喜 <Worid Watch> 新型コロナウイルスと米軍 〔CBRN兵器はの基本対応〕 ……………… 飯柴智亮 <海外邦人晒される反日活動の実態> 憎悪を呼び起こす慰安婦像 〔①創られた反日感情〕 ……………… 山岡鉄秀 編集後記 |
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Renaissance(ルネサンス)とは、14世紀にイタリアで始まった「文化の再生・復興」運動を指します。当時、疫病の大流行や飢饉、百年戦争などの戦乱で人口は激減。社会全体が危機的な状況に置かれるなか、人々は生と死について深く考え、いかに生きるべきかを強く意識するようになったといいます。そこで彼らが手本にしたのが、ギリシャとローマの優れた古典文化でした。その運動は大きなうねりとなってヨーロッパ全土に広がり、より優れた中心的価値観の誕生とともに、新しい時代を切り開いていったのです。
令和という新しい時代を迎えた日本を、再び明るく輝かせたい。次の世代を生きる人たちが、誇りを持って生きられる日本を遺したい。―――― そんな私たちの「再生・復興」への願いが込められて「ルネサンス」という本書が発行されています。
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中国湖北省武漢市を発症とした原因不明のウイルスが世界をパニックに陥れつつあった2020年1月11日、日本の南に位置する人口2300万人の隣国・台湾では、史上最高の817万231票(得票率57%)を得て現職の蔡英文総統(民進党)が再選を果たした。
属国化を要求してくる中国共産党との戦い。そして中国からもたらされたコロナウイルスとの戦い。
台湾の蔡英文政権は今のところそのどちらにも勝利している。
この特集では、民主主義を守るために懸命に戦ってきた台湾をいう国と、それを牽引する蔡英文総統にスポットを当てて、台湾という国を解き明かしていきたい。
当初、新型肺炎の感染規模が中国に次いで世界第2位となると予想されていた台湾。だが、「一つの中国」の名のもとにWHOから弾き出され、孤立無援のなかで、感染者395人、死者6人(4月15日時点)とどの国より防疫に成功している。世界中が賞賛するこの防疫成功の陰には、中国と戦う蔡英文政権の強い決意があった。
……………<台湾と民主主義から抜粋>
韓国人や中国人が世界中で執拗に建てようとする慰安婦像は、紛れもなく反日の象徴だ。しかし、反日的土壌があるから慰安婦像が建つのではない。慰安婦像が反日感情を醸成するのだ。
オーストラリアシドニー近郊のストラスフィールドの例から紹介する。
……………<憎悪を呼び起こす慰安婦像・連載第1回作られた反日感情から抜粋>