・祭神  宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
          別名: 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、豊宇迦売神(とようかのめのかみ)、
               保食神(うけもちのかみ)、大宜都比売神(おおげつひめのかみ)、
               若宇迦売神(わかうかめ)、御饌津神(みけつかみ)、
               稲荷大明神(いなりだいみょうじん)、稲荷神(いなりのかみ)、
 ・神格  穀霊神、農耕神、商工業神
 ・由緒  創造時代未詳
 ・祭日
 ・社格  無格社

 稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)は、日本の神。稲荷大明神(いなりだいみょうじん)ともいい、お稲荷様・お稲荷さんの名で親しまれる。

 稲荷神は本来は穀物・農業の神であるが、広く産業全般の神として信仰されている。稲荷神を祀る神社を稲荷神社という。日本にある稲荷神社は3万社とも4万社とも言われており、屋敷神として企業のビルの屋上や工場の敷地内などに祀られているものまで入れると稲荷神を祀る社は無数と言って良いほどの数になる。江戸時代には、江戸に多い物として「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞」というはやり言葉があったほどである。

 古くは朝廷が、雨乞いや止雨と共に五穀豊穣を願われたり、国の安穏を願われるなど公の願い事が多く記録されています。
平安時代には良縁を願ったり、秀吉は母親の病気平癒を真剣に願い、おかげを受けています。
時代が下って商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神として信仰を集め、今日もなおこれらの信仰は続いています。

 旧村社以上をもった神社は概してその地方の氏神に祀れられた神社で、勧請年代の明らかでないものも多いが、氏子を有するだけに神社を維持する根拠があり、かつ村造りに歴史的関連をもつところから、明治初年の神社整理にあたり存続されて、改めて社格を付し、公費の支出も受けることになった。ところが、明治の整理で「無格社」とされながら、存続を許可された神社が相当数にのぼっている。太平洋戦争を境に人意による神社の差別待遇は一切廃止されたが、かつて無格社として法的に存続された神社の中には、所在地方の住民の信仰生活につながりのあるものや、一般の民間信仰の対象に置かれたものが少なくない。
旧岡山市史によると、これらの神社83社があり、ここ土田字八幡の稲荷神社も同郷の八幡宮とともにそのひとつである。
なお、存続許可を受けたものは明治10年ないし11年の頃で、神社整理の行われた時にあたる。

 なお、この場所に、誰が、いつ、何処から分祠されたのかは不明である。







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