

・祭神 応神天皇(おうじんてんのう・第15第天皇(270〜310))
別名: 八幡神、誉田別尊(ほんだわけのみこと)、大靹和気命(おおとものわけのみこと)、
品陀和気命(ほんだわけのみこと)、八幡大菩薩、
・神格 武神、文教の祖神、
・由緒 創造時代未詳
・祭日
・社格 無格社
旧村社以上をもった神社は概してその地方の氏神に祀れられた神社で、勧請年代の明らかでないものも多いが、氏子を有するだけに神社を維持する根拠があり、かつ村造りに歴史的関連をもつところから、明治初年の神社整理にあたり存続されて、改めて社格を付し、公費の支出も受けることになった。ところが、明治の整理で「無格社」とされながら、存続を許可された神社が相当数にのぼっている。太平洋戦争を境に人意による神社の差別待遇は一切廃止されたが、かつて無格社として法的に存続された神社の中には、所在地方の住民の信仰生活につながりのあるものや、一般の民間信仰の対象に置かれたものが少なくない。
旧岡山市史によると、これらの神社83社があり、ここ土田字八幡の八幡宮も同郷の稲荷神社とともにそのひとつである。
なお、存続許可を受けたものは明治10年ないし11年の頃で、神社整理の行われた時にあたる。